現地木曜日、日本代表はカタールワールドカップ第３戦でスペインと戦い、後半の２ゴールで２－１の逆転勝利を収めた。下馬評を覆す快進撃で２勝目を挙げ、熾烈なグループＥを首位突破。２位にはスペインが入り、ドイツとコスタリカが予選敗退を余儀なくされた。
【画像】長友佑都が投稿した“三笘の１ミリ”画像と熱いメッセージ

　そんななか、スペイン戦で撮られた珠玉のショットが話題を集めている。51分、日本は田中碧のゴールで逆転に成功したが、それをお膳立てしたのが三笘薫のスーパークロスだった。堂安率のグラウンダークロスがスペイン・ゴール前を通過し、ゴールラインを割るかと思われた刹那、鋭く呼応した三笘が身体を目いっぱいに投げ出して左足で折り返し、同点弾に繋げたのだ。

　VAR判定の末にゴールが認められたが、ドイツをはじめとする欧米メディアは疑惑のジャッジだと騒ぎ立てた。しかし、ＡＰ通信社のカメラマンが撮影した真上からの画像によって、ボールがしっかりゴールライン上にかかっていることが証明される。一気にSNS上で拡散され、大反響を呼んだ。
 
　この画像に熱く反応したのが、三笘の先輩である長友である。画像をアップして掲載すると、「諦めない心　信じる力が夢繋ぐ」と短いメッセージを添えて、三笘のビッグプレーを称えた。

　今大会は３試合連続でスタメン出場しながら、ピッチ内外でムードメーカーとしても替えの利かない貢献を果たしている36歳。勝利後に絶叫する「ブラボー！」は、いまや日本代表を応援するファンやサポーターの合言葉となっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部