【FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループH】ガーナ0-2ウルグアイ(日本時間12月3日/アルジャノブ スタジアム)
FIFA ワールドカップ カタール 2022グループH第3節のガーナvsウルグアイが行われ、ウルグアイが2-0で勝利。しかし、韓国vsポルトガルの結果により、ウルグアイがグループ3位、ガーナが4位で敗退が決まった。
初戦の韓国戦ではスコアレスドロー、第2戦のポルトガル戦では0-2の敗戦と今大会未だ無得点・未勝利のウルグアイ。ノックアウトステージ進出に向けてはこの試合に勝利し、かつ韓国がポルトガルに引き分け以下の結果となることが必要だ。
対するガーナは、初戦のポルトガル戦で撃ち合いの末に3-2の敗戦。続く韓国戦では3-2で勝利し、ここまで1勝1敗のグループ2位につけている。2010年の南アフリカ大会依頼となるノックアウトステージ進出に向けて、負けられない一戦だ。
立ち上がりから激しい肉弾戦が繰り広げられる中、最初のチャンスはガーナだった。21分にVARの介入によりPKを獲得。しかしこのチャンスを決めきれずにいると、流れは大きくウルグアイへと傾く。
26分、ルイス・スアレス(ナシオナル/ウルグアイ)の個人技を起点にジョルジアン・デアラスカエタ(フラメンゴ/ブラジル)がネットを揺らしてウルグアイが先制に成功。さらに32分にもスアレスのアシストからデアラスカエタが2点目を奪い、ウルグアイが2点リードで試合を折り返した。
後半は追いかけるガーナがウルグアイ陣内に攻め込む場面が増えるもゴールが遠い。対するウルグアイは選手を入れ替えながらガーナの攻撃を跳ね返し、したたかに追加点を狙っていく。
迎えた80分にはガーナに決定機が訪れたが、アントワーヌ・セメニョ(ブリストル シティ/イングランド)のシュートは枠を大きく外すなど決めきれず。
すると後半アディショナルタイム直前で、もう1試合の韓国vsポルトガルで韓国が2-1で勝利したことが伝わる。もう1点が必要になったウルグアイはそこから猛攻を仕掛けるが、8分間の追加タイムでネットを揺らすことはできずに試合は終了。この結果、得失点差で韓国とウルグアイが並ぶも、総得点差で韓国が上回り、ウルグアイは3位でグループステージ敗退となった。
(ABEMA/FIFA ワールドカップ カタール 2022)