ウルグアイが3位、ガーナが4位で終了
カタール・ワールドカップ(W杯)のグループリーグH組最終戦が現地時間12月2日に行われ、ウルグアイ代表がガーナ代表に2-0で勝利した。ウルグアイは今大会初勝利を挙げた、韓国代表がポルトガル代表に2-1で勝利したため、ガーナとともに揃って敗退が決まった。この試合では日本の山下良美審判員が今大会6度目となる第4審判を務めた。
前半16分、ペナルティーエリア内に侵入したガーナのMFモハメド・クドゥスがGKセルヒオ・ロシェと交錯し、ピッチに倒れた。主審がオンフィールドレビューを行った結果、ガーナがPKを獲得。しかし、MFアンドレ・アイェウのキックはロシェが見事なセーブで防いだ。
これで流れはウルグアイへ。同26分、キャプテンのFWルイス・スアレスがエリア内左でDFをかわして右足でシュート。ガーナGKローレンス・アティジギが弾いたこぼれ球をMFヒオルヒアン・デ・アラスカエタが押し込んで試合の均衡を破った。
前半32分にはスアレスの浮き球パスをデ・アラスカエタが右足のダイレクトボレーで沈めて追加点。ウルグアイが一気にリードを広げた。
逆転が必要になったガーナは後半に攻勢を強めるも、ウルグアイの強固な守備をなかなか崩せない。36分にはクドゥスが際どいコースへ強烈なシュートを放ったが、ロシェの好セーブに防がれた。最初の2試合で5得点を奪ったガーナ攻撃陣がこの試合は最後まで沈黙した。
2-0で今大会初勝利を挙げたウルグアイは1勝1分1敗で勝点を4に伸ばした。同時刻キックオフの試合でポルトガルを2-1で下した韓国と勝ち点、得失点差で並んだが、総得点で韓国が上回ったため、惜しくも3位で敗退。敗れたガーナも4位で敗退となった。(FOOTBALL ZONE編集部)