【FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループH】韓国2-1ポルトガル(日本時間12月3日/エデュケーションシティ スタジアム)
この指揮官の周囲では、常に何かが起こるようだ。前節の試合後に、審判と激しく口論した末にレッドカードを提示された韓国代表パウロ・ベント監督。今節は出場停止となり大人しくスタンドから観戦……と思いきや、観客と口論をしている姿が国際映像に映し出された。
前節、試合終了後に審判に抗議してレッドカード処分を受け、この試合のベンチ入りを禁止された韓国代表パウロ・ベント監督。問題のシーンは4分、国際映像でその様子が映し出されると、スタンドで観戦しつつも、後方にいた観客に何やら注意されている様子。どうやら、“イスを立てたまま座っているのが邪魔だ”と注意されたようだ。少し言い合ったあと、ベント監督が冷静になってイスに座る姿が見られた。
ABEMAの実況・山崎弘喜アナウンサーは「今日は無線の連絡を使っての指示もできないベント監督です」と説明したが、視聴者は「なんで客席に監督が?」「観客に交じる監督w」「どこおんねんw」と、監督が観戦する場面に対してツッコミが相次いだ。
ベント監督はポルトガル出身であり、大会前から母国との対戦を心待ちにしていただろう。しかし、この試合はアシスタントコーチのセルジオ・コスタに指揮を任さなければならなくなり、残念だったに違いない。とはいえ、韓国は、監督不在の中でも戦い抜き、終了間際の劇的なゴールで勝利を収め、一方のガーナvsウルグアイの試合結果により、総得点の僅差で決勝トーナメント進出を決めた。(ABEMA/FIFAワールドカップ カタール 2022)