ブラジル代表DFダニエウ・アウベスが、カタール・ワールドカップ(W杯)グループG最終節のカメルーン代表戦を振り返った。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えている。
ブラジル代表は2日にカメルーン代表と対戦。すでに決勝トーナメント進出が決定済みとあってか、スタメンを9選手入れ替えるなど、フレッシュな選手らでグループステージ3連勝を狙ったが、最後までネットを揺らせなかった一方、後半アディショナルタイムの失点に沈み、0-1での敗戦となった。
グループ首位の座こそ維持するも、シュート21本を浴びせるなど、90分間を通して優位に試合を進めたなかでの敗戦に。自身もフル出場した39歳のD・アウベスは試合後のインタビューでチームへの警鐘と捉え、グループステージだったことが不幸中の幸いと口にした。
「これは僕たち自身への警鐘。弱いライバルなどいないという明確な警告、メッセージだ。この先のステージではミスを犯すのが許されない」
「これを教訓にし、より機能するチームにならなくてはならない。だから、このタイミングで敗北を喫したのは良かったとも言えるかもしれない。大会は少しずつ、少しずつ、激しさを増して行く。とにかく、これを教訓として受け止めるよ」
ブラジル代表は4日に行われる決勝トーナメント1回戦で、グループHを2位で通過した韓国代表と対戦する。