【FIFA ワールドカップ カタール 2022・決勝トーナメント1回戦】フランス3-1ポーランド(日本時間12月5日/アルトゥママ スタジアム)
FIFA ワールドカップ カタール2022 決勝トーナメント1回戦のフランスvsポーランドは、オリビエ・ジルー(ACミラン/イタリア)がフランス代表歴代最多となる52ゴール目をマークするなど、3-1で勝利した。
FIFA ワールドカップ カタール2022 決勝トーナメント1回戦のフランスvsポーランドは、オリビエ・ジルー(ACミラン/イタリア)がフランス代表歴代最多となる52ゴール目をマークするなど、3-1で勝利した。
『前回王者がグループステージで敗退するジンクス』が心配されたフランスだったが、初戦のオーストラリア戦、続くデンマーク戦で2連勝。最終節のチュニジア戦こそターンオーバーを敷いて敗れはしたが、2勝1敗の成績で首位通過を決めた。
対するポーランドは、1勝1分で迎えた最終節のアルゼンチン戦に敗れはしたものの、得失点差でメキシコを上回って36年ぶりのノックアウトステージに進出している。
試合は立ち上がりからポーランドがハイプレスを選択したことで、激しい入りとなった。しかし時間の経過とともにフランスが保持する時間が長くなっていく。お互いに決定機を作り出しながらも、集中した守りを見せて無失点でゲームは進んでいった。
このまま前半終了かと思われた43分、キリアン・エムバペ(パリ サンジェルマン/フランス)のスルーパスに反応したオリビエ・ジルー(ACミラン/イタリア)がボックス左からボールを少し浮かせた巧みなシュートを放つ。するとこれがネットを揺らして、フランスが先制して試合を折り返した。
後半も先にチャンスを作ったのはフランスで、58分にジルーがバイシクルシュートを突き刺す。しかし直前のプレーでファウルがあったため、このゴールは認められなかった。
しかし74分、フランスがカウンターを仕掛けると、ジルー、デンベレと繋いで最後はエムバペの下へ。ボックス左から弾丸シュートを突き刺して、フランスが2点目を挙げた。さらに90分にもエムバペが同じ様な角度からシュートをねじ込み、あっという間に今大会5得点目を挙げた。
後半アディショナルタイムにはポーランド代表にPKが与えられると、レバンドフスキがこれを決めて一矢報いる。試合は直後に終了のホイッスルが吹かれ、前回大会王者のフランスがジルー、エムバペといった役者たちのゴールで危なげなくベスト8進出決めている。
(ABEMA/FIFA ワールドカップ カタール 2022)