クロアチア代表のズラトコ・ダリッチ監督が、5日に行われるFIFAワールドカップカタール2022・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)で対戦する日本代表についてコメントした。5日、クロアチアメディア『HRT』が伝えている。

 現在56歳のダリッチ監督は、2017年10月からクロアチア代表を率いている。W杯では、2018年大会で準優勝を経験。着実にチームを強化してきた指揮官は、会見で「我々は、彼ら(日本代表)の長所が何であるかを知っている」と語った。

「日本は、一度ボールを失ったらすぐに取り戻そうとしてくる。だから、ルーズボールやトランジションに気をつけなければならないね。我々がボールを保持している時は、しっかりとコントロールしなければ」

 また、ダリッチ監督は「いろいろといじったり、多くの変更を加えたりするつもりはない」と、“奇策”を講じる可能性を否定。一方で、最善の準備をすることを約束した。

「幸いなことに、チームにプレッシャーはあまりないんだ。全ての状況に、適切に対処することができるだろう。我々は、できる限りのことをするつもりだよ」

 日本代表vsクロアチア代表戦は、5日24時にキックオフを迎える。