かつて、Jリーグのサンフレッチェ広島や湘南ベルマーレでプレーした、クロアチア人のミハエル・ミキッチ氏が日本代表について語った。現地時間12月4日、クロアチアメディア『HRT』が伝えている。
2009年から2017年まで広島に在籍したミキッチ氏は、日本代表の森保一監督が広島で指揮を執っていた2012年から2017年も主力としてプレーし、3度のJリーグ制覇にも貢献した。
森保監督や日本サッカーについてよく知るミキッチ氏は、現地時間12月5日に母国がカタール・ワールドカップ(W杯)の決勝トーナメント1回戦で戦う日本を「クオリティがあり、僕は彼らに感謝している」としつつも、堂安律が「冗談抜きで優勝します」と発言したことについては否定的なようだ。
「楽観的で野心的すぎる発言。(日本は)ラウンド16で行き詰まると思う。彼らはスペインとドイツには勝ったが、コスタリカには敗れた。現実的にはスペインやドイツより優れたチームではないと言わざるを得ない」
しかし、ミキッチ氏は「彼らにスペースを与えるべきではない」と堂安、三笘薫とともに、かつて広島でともにプレーした浅野拓磨の名前を挙げ、日本の攻撃を警戒している。
森保ジャパンは前回準優勝の強豪クロアチアを打ち破り、史上初の8強入りを果たせるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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