ワールドカップで2度、日本代表を率いた男が言葉を絞り出した。
現地時間12月5日、カタール・ワールドカップ(W杯)の決勝トーナメント1回戦で、日本はクロアチアと対戦。PK戦の末に敗れた。
試合を生中継したフジテレビ系列で解説を務めた元日本代表監督の岡田武史氏は、敗戦直後に実況担当の西岡孝洋アナウンサーに感想を求められると、言葉に詰まりながら、こう答えた。
「そうですね。まだ、ダメだってことですかね」
その後、日本の成果と課題を口にした。
「確実に、日本のサッカーが進歩しているってことを見せてくれたと思います。しかし、まだ足りないんです、我々には。まだ足りないんだよ」
森保ジャパンの世界への挑戦は、またもやベスト16で幕を閉じた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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