スイス代表FWのジェルダン・シャキリがカタール・ワールドカップ(W杯)での大敗を謝罪した。スイス『Blick』が伝えている。
スイスは6日に行われたカタールW杯ラウンド16のポルトガル代表と対戦。シャキリも先発して、立ち上がりこそ互角の展開だったが、17分に先制点を許すと守勢に回り、33分にもセットプレーから失点を重ねる。後半も守備が大崩れし、58分にCKからDFマヌエル・アカンジが得点するも失点が止まらず、1-6のスコアで敗れた。
大敗でW杯から去ることになったシャキリは試合後の取材で落胆を隠さず。いつも通りのパフォーマンスを発揮できなかったことを嘆き、ファンに謝罪した。
「とても残念だね。ファンのみんなには、チームを代表してピッチ上でいつものパフォーマンスが発揮できなかったことを謝りたい。僕たちは多くの目標を掲げて大会に臨んだが、これもフットボールだ。時には限界を見せてしまうこともあり、今日はまさにそうだった。ゴールを決めたポルトガルは称賛に値するけど、それにしてもこの点差ができ過ぎだったのは間違いない」
「監督は僕たちにいつもプランを与えてくれるし、その上でみんなは自分たちのベストをピッチで発揮しようとする。ただ、今日はそれがうまくいかなかった。(3バックの採用は)みんな少し驚いたと思う。それでも僕らはプロフェッショナルであり、監督がどんなプランを出してくるかに耳を傾けるんだ。今日もプランはしっかりあったけど、残念ながらうまくいかなかったね」