来月2月5日の誕生日で39歳になるポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド。

2022年のFIFAワールドカップでは大会中に控えに降格し、敗退後には涙を流した。

ロナウドの控え降格を決断したのは、当時ポルトガル代表を率いていたフェルナンド・サントス監督。『Record』によれば、そのサントス監督は、ロナウドについてこう話したそう。

「(ロナウドの控え降格については)既に話したことだ。クリスティアーノが不満だったことは理解している。2試合連続でベンチスタートだったからね。

だが、彼はチームに対して非の打ちどころのない態度をとってくれたと言わなければいけない。写真からも分かるように、6-1で勝利したスイス戦では(味方の)ゴールに大喜びしていたし、出場した際にはベストを尽くしてくれた。

もし、準々決勝に勝っていれば、彼はスタメンに戻っていただろう。あれは戦術的な決断だったし、私にとって非常に難しいものだった。

私は彼に対してサッカーを超えた感情を抱いていたし、いまだにそうだ。今のロナウドは素晴らしいコンディションを取り戻したし、(クラブでも)定期的にプレーし得点を量産している。W杯前はそうではなかった。彼のことを私もとても嬉しく思っているよ。

何度も言ってきたが、もう一度言おう。クリスティアーノ・ロナウドが史上最高選手だ!」

ロナウドはW杯前にマンチェスター・ユナイテッドで出番を失っており、彼をスタメンから外すことは監督としても苦渋の決断だったようだ。

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なお、サントス監督は2022年W杯敗退後にポルトガル代表を退任。その後、ポーランド代表をわずか6試合で解任されると、今年1月からトルコのベシクタシュを指揮している。