スペインサッカー連盟(RFEF)は8日、スペイン代表を率いるルイス・エンリケ監督(52)の退任を発表した。

L・エンリケ氏はバルセロナを率いたのち、2018年7月にスペイン代表指揮官に就任。骨肉腫を患っていた娘さんの看病のため、翌年6月に一度辞任も、同年11月に復帰し、欧州予選を勝ち抜いてカタール・ワールドカップ(W杯)の出場権を獲得した。

カタールW杯のグループステージではコスタリカ代表、ドイツ代表、日本代表と同組になり、日本に次いで2位でグループを通過。だが、6日の決勝トーナメント1回戦でモロッコ代表にPK戦の末に敗れ、ラウンド16敗退に。この一戦が最後の指揮という形になった。

また、自身とともにコーチングスタッフ陣も全員が退任するとのことで、RFEFは「L・エンリケ監督の功績に感謝している」とし、「将来の最高の幸運を願っている」と、感謝の意を示している。