FIFAワールドカップ・カタール2022の準々決勝アルゼンチン戦を控えているオランダ代表。それを前に行われた記者会見で奇妙な場面があったようだ。

アルゼンチン代表には、マンチェスター・ユナイテッドでオランダ代表のルイス・ファン・ハール監督とともに戦っていたアンヘル・ディ・マリアがいる。

そのディ・マリアは『TyC』のインタビューで以下のように話しており、ファン・ハール監督は「最悪だった」と語っていた。

アンヘル・ディ・マリア

「マンチェスター・ユナイテッドでの問題は監督だったよ。ファン・ハールは自分のキャリアの中で最悪の監督だったから。

僕は得点とアシストを決めたが、次の日に見せられたのは失敗したパスの場面だった。そして次の日には僕をチームから外した。

ファン・ハールは、選手が自分よりも重要な存在になるのを好まない人物なのだ」

そのことについての質問を受けると、ルイス・ファン・ハール監督は以下のように話し、隣に座っていたデパイを笑わせていた。

ルイス・ファン・ハール

「ディ・マリアはとても良い選手だ。そのように感じたことを残念に思うよ。彼は私が一緒に仕事をした人物の中で、そのようなことを言う数少ない人の一人だ。

監督が決断を下す時、選手にとっては好ましくないものかもしれない。しかしそこには常に理由があるものだ。

私はかつてメンフィスとも問題を抱えていたことがある。マンチェスター・ユナイテッドでも一緒にやっていたからね。彼は私のことが好きではなかった。

今、我々はキスができるような状況だよ。キスをするかい？」

【動画】メンフィス・デパイを笑わせるファン・ハール

メンフィス・デパイ

「もちろん監督のことをリスペクトしているよ。彼は強力であり、信じられないほどのコーチだと思う。

誰がフィールドの上でどのように働かなければならないのか、完全に理解している。オランダ代表でプレーするときには、特定の魂を持ち込むことが重要だ。特にこの監督といるときにはね」