延長前半アディショナルタイムにネイマールがゴール

 いよいよ佳境を迎えているカタール・ワールドカップ(W杯)。現地時間12月9日には、準々決勝の2試合が開催され、現地時間18時キックオフのブラジル代表とクロアチア代表の試合は、延長戦前半アディショナルタイムにブラジル代表FWネイマールが先制ゴールを決めた。

 日本代表をPK戦の末に破ったクロアチアとの対戦を迎えたブラジルだが、クロアチアの堅守に苦しみ、なかなかゴールを奪えなかった。それでも2試合連続延長戦に突入した相手に、ブラジルの10番が結果を出した。味方とのワンツーでエリア内に抜け出すと、好セーブを連発していたGKドミニク・リバコビッチも外して、右足のシュートをゴールネットに突き刺した。

 この後、現地時間22時からアルゼンチン代表とオランダ代表の一戦を控えているルサイル・スタジアムには、アルゼンチンとオランダのメディアを中心に、世界中のメディアが集結し、作業する手を止めて激闘に見入っていた。そして、ネイマールのゴールが決まった瞬間には、この場で試合が行われているかのように「オオーーー!」という歓声が上がった。

 目の前にいるアルゼンチン人記者は「重要なのは準決勝に進むことだから、相手がブラジルだろうが、クロアチアだろうが関係ない」と語ったが、試合の経過はかなり気になるようで、しばしばパソコンを打つ手を止めて、南米のライバルの試合に鋭い視線を送っていた。

 試合はその後、クロアチアが同点に追い付き、PK戦に突入している。(FOOTBALL ZONE特派・河合 拓 / Taku Kawai)