日本代表GK権田修一(33)は、FIFAワールドカップ・カタール大会(カタールW杯)の舞台で活躍。日本テレビ系列の情報番組「スッキリ」に出演した際の清水エスパルス残留宣言で話題を呼ぶ一方、海外移籍の可能性も取りざたされている。

 同選手は2020年12月にポルトガル1部ポルティモネンセから清水エスパルスへ移籍すると、2シーズンにわたり正守護神として活躍。ただ清水エスパルスがJ2降格となったこともあり、去就に注目が集まっている。

 またカタールW杯では全4試合でフル出場。先月23日のグループリーグ初戦・ドイツ戦ではシュート26本、枠内シュート9本を浴びながらもPKの1失点で凌いだことが高く評価され、国際サッカー連盟(FIFA)公式のMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)に選出されていた。

 そんな権田修一は12日午前、「スッキリ」にゲスト出演。MCを務めるお笑いコンビ「極楽とんぼ」の加藤浩次氏(53)から今後の目標を聞かれると「Jリーグでプレーすることになったら、しっかりと責任を持ってエスパルスをJ1に戻す努力をしたいなと思っています」とコメント。清水エスパルス残留の意思が固いことを明かしている。

 この発言には「権田修一嬉しいよ!」、「ここまで覚悟を持っている権田修一に感謝」、「清水エスパルスに残留してくれる!」といった投稿が殺到。清水エスパルス残留という見方が広まると、ツイッターで「エスパルス」がトレンド入りしている。

 ただ一方で「海外からオファーあるのか待ってる状態じゃないかな?」、「海外再挑戦あり得る」、「海外移籍フラグかもしれないな」と、カタールW杯での活躍による海外移籍の可能性を指摘する声も沸き起こっている。

 なお権田修一はFC東京在籍時の2016年にオーストリアのSVホルンへレンタル移籍。2017シーズンから2年間サガン鳥栖で活躍すると、2018シーズン終了後にポルティモネンセへ完全移籍している。カタールW杯で一目置かれる存在となっただけに、3度目となる海外挑戦の可能性も考えられる。