【FIFA ワールドカップ カタール 2022・準々決勝】モロッコ1-0ポルトガル(日本時間12月11日/アルトゥママ スタジアム)
アフリカ勢初のベスト4進出に、選手も大興奮だったが、監督は少しだけ冷や汗をかいたかもしれない(?)。モロッコがポルトガルを1-0で下した後、監督・スタッフ・選手とチーム一同で歓喜の輪を作ったが、締めに行われたのが日本でもおなじみの胴上げ。この際、モロッコのレグラギ監督が、その高さにびっくりする様子がカメラに捉えられた。
胴上げといえば、日本では最大級の喜びを表現する方法として知られている。スポーツ界であれば優勝したチームの監督や貢献した選手、生活シーンであれば結婚式の新郎新婦、受験に合格した人などが仲間の手によって宙を舞うことが多い。由来としては諸説様々だが、空中に物を投げると悪いものが取り除かれるといった厄払い、お祈りといったものだったという。日本発祥と思われがちだが、世界でも同様に胴上げが行われている国、地域があり、モロッコもその一つだ。
アフリカ勢初のベスト4とあっては、これ以上ない胴上げのタイミング。選手たちもいつも以上にテンションが上がっていたのか、レグラギ監督を放り上げる手にも力が入っていたようだ。頭の部分が3メートルには届こうかという高さにまで達すると、レグラギ監督もふわりと浮いた最高点で目を丸くしてびっくり顔。次戦、前回優勝のフランスまで倒し、アフリカ勢初のファイナリストになることがあれば、レグラギ監督はどこまで高く放り投げられるだろうか。
(ABEMA/FIFA ワールドカップ カタール 2022)