カタール・ワールドカップを終えた日本代表のFW町野修斗が、12月11日にDAZNで配信された『やべっちスタジアム』に出演。大会を振り返った。

 今大会、追加招集でメンバー入りを果たした町野だが、グループステージと決勝トーナメントの全4試合で出場機会はなかった。2大会連続でベスト16敗退となったチームをベンチから見守っていた23歳のストライカーは、「あと一歩のところで(ベスト8を)掴めると選手たちは思っていたので、悔しいですけど、本当に素晴らしい大会だったなと、終わってみて改めて感じています」と悔しさを露わにしながらも充実感を示した。

 試合に出場できないなかでも、「(合宿所に)サウナがあって、卓球、ビリヤードもあったんですけど、全部に顔を出して馴染むようにはしていました。サウナではロウリュウ係に任命されて、声を出しながらタオルでロウリュウをしていました」と、ピッチ外でも常にチームに溶け込む努力をしていたという。
 
 また、代表活動の1か月間で最も印象に残っているエピソードも明かした。

「ドイツ戦とスペイン戦の前に選手ミーティングを行なって、スペイン戦の前日には川島永嗣さんが男泣きをして、それで本当にチームがまとまりましたね。それが本当に大きかったと思います」

 最後には、4年後のW杯に向けて意気込みを伝える。「今回のワールドカップは予選から活動に参加できず、本戦からだったので、4年後のワールドカップで予選から一緒に戦っていくには、Jリーグでの結果が大切。湘南のためにゴールを取りたい」とクラブでのさらなる活躍を誓った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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