FIFAの技術研究グループ(TSG)が現地時間12月12日、カタール・ワールドカップ(W杯)でGKのPKセーブ率が、前回のロシア大会に比べて上昇していると発表した。

 今大会では、ポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーが、グループステージでアルゼンチン代表リオネル・メッシのPKをストップするなど2本をセーブ。

 また、クロアチア代表のドミニク・リバコビッチは、決勝トーナメント1回戦の日本戦と準々決勝のブラジル戦のPK戦で計4本を止めて、W杯最多タイ記録に並ぶなどGKの活躍が目立っている。
 
 そんななかTSGは、カタールW杯におけるPKセーブ率がロシア大会に比べ、25パーセントから34パーセントに上がったと発表。さらに、PK戦を除けば36パーセント上がっており、前回大会の17パーセントより大幅に上昇したという。

 TSGのメンバーで元コロンビア代表GKファリド・モンドラゴン氏は「ゴールキーパーがこれほど重要な役割、主役、主人公になっていることをとても嬉しく思う。偉大なゴールキーパーたちが素晴らしい活躍をするのを見るのは、とても楽しい」とコメントした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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