フランス代表FWオリヴィエ・ジルーの古巣であるトゥールが、スタジアム名にジルーの名を冠することを検討しているようだ。
トゥールはジルーが2008年夏から2010年夏まで在籍したクラブ。通算では公式戦69試合38ゴール9アシストを記録し、2009-10シーズンのリーグ・ドゥでは21ゴールで得点王に輝いた。
その後のジルーはアーセナルやチェルシー、そしてミランとヨーロッパを代表するビッグクラブで活躍。さらに、カタール・ワールドカップではポーランド代表戦のゴールでティエリ・アンリを超え、レ・ブルー歴代最多得点者となった。
この活躍に、元マルセイユ会長という肩書を持ち、元トゥール市長のクリストフ・ブーシェ氏が、アンドル=エ=ロワールの県議会にホームスタジアムである『スタッド・ドゥ・ラ・ヴァレ・デュ・シェール』の名称を『スタッド・オリヴィエ・ジルー』へ変更することを提案し、検討が始まったという。
ジルー擁するフランス代表は14日に決勝進出をかけてモロッコ代表と対戦する。今後、ジルーがさらに活躍するようなことになれば、より実現の可能性が高まるはずだ。