ムバッペとメッシのエース対決も注目となるカタール大会決勝

優勝候補の一角としてFIFAワールドカップ・カタール大会に臨んだフランスは、決勝でアルゼンチンと対戦。彼らがこの試合に勝利すれば大会2連覇となるが、23歳のエースFWキリアン・ムバッペにとっては、サッカーの神様・ペレ氏に次ぐ若さでの快挙となるようだ。
 
2018年ロシア大会で優勝したフランスは、FWカリム・ベンゼマやMFエンゴロ・カンテ、MFポール・ポグバといった主力たちを欠くやや不安な状態で今大会に臨んだ。それでもムバッペ、FWオリヴィエ・ジルー、FWウスマン・デンベレの3トップや、FWアントワーヌ・グリーズマン、MFオーレリアン・チュアメニ、MFアドリアン・ラビオなどが君臨する中盤、GKウーゴ・ロリスを中心としたディフェンス陣がバランス良く機能しており、2大会連続で決勝まで上り詰めている。
 
過去にワールドカップ連覇を達成したのは、1934年大会と1938年大会を制したイタリア、1958年大会と1962年大会を制したブラジルの2チームのみ。1990年には1986年大会を制していたアルゼンチンが、1998年には1994年大会を制していたブラジルが2大会連続の決勝進出を成し遂げたが、2連覇を果たすことは出来なかった。今回のフランスがどちらの道を辿るのかは要注目となる。
 
今回対戦するアルゼンチンはスーパーエースFWリオネル・メッシを擁する強敵だが、チーム力だけを見ればフランスの2連覇達成は十分可能だろう。もしそうなれば、ムバッペは23歳の若さで2度目のワールドカップ優勝を経験することになるが、英『Daily Mail』によると、これはペレ氏に次ぐ若さでの快挙達成となる模様。ペレ氏は21歳で迎えた1962年大会でそれを成し遂げていた。
 
また、ペレ氏は29歳で迎えた1970年大会で3度目のワールドカップ優勝を経験しているが、もしムバッペが今大会を制すれば、ペレ氏よりも早くワールドカップ3回優勝を経験する可能性が残される。若ければ良いということでもないが、ペレ氏の記録を上回ることができそうな人物は現状、彼しかいない。
 
アルゼンチンも生ける伝説メッシにワールドカップタイトルをもたらすため、120%の力で勝利をもぎ取りにくると予想されるが、栄光を手にするのはどちらになるのか。この試合はサッカー界の時代の節目にもなりそうだ。