カタールワールドカップでドイツ代表やスペイン代表などの強豪国を下し、決勝トーナメント進出を果たした日本代表。その後、目標のベスト8以上は達成できなかったが、日本代表を高評価する海外メディアが増えている。イタリアメディア『トゥットメルカートウェブ』は、大勢の日本代表選手が、欧州サッカー界で注目の的であると報じた。

　カタールワールドカップが始まる前、日本代表に対する評価は高くなかった。優勝候補のドイツ代表やスペイン代表、2014年ワールドカップでベスト8のコスタリカ代表と同組のグループEに入ったこともあり、多くの海外メディアが日本代表のグループステージ敗退を予想。しかし、初戦のドイツ戦で2-1の逆転勝利を飾ると、0-1で敗れたコスタリカ戦を挟み、3戦目のスペイン戦で再び2-1の逆転勝利を果たした。

　決勝トーナメント1回戦のクロアチア戦では、43分に先制点を決めている。その後同点に追いつかれ、最終的にPK戦で敗れたが、カタールワールドカップでの活躍は日本代表の評価を高める結果となった。同メディアは「この数ヶ月で移籍してユニフォームが変わった選手が何人かいるが、近い将来、欧州サッカー界を巻き込むマーケットマンに変身する運命にある選手が大勢いる」と評価している。

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