コパ・アメリカのグループD・第2節開催
南米選手権(コパ・アメリカ)のグループD・第2節パラグアイ代表対ブラジル代表の一戦が現地時間6月28日に行われ、ブラジルがWFヴィニシウス・ジュニオールの2得点などで4-1で勝利した。
初戦のコスタリカ戦でまさかのスコアレスドローに終わったブラジルは、序盤からパラグアイ陣内へ積極的に攻め込んだ。前半30分にはMFルーカス・パケタのシュートがハンドの反則を誘いPKを獲得。パケタがキッカーを務めたが、痛恨の失敗で先制のチャンスを失う。
嫌なムードが漂いかけたが同35分、パスワークから最後はFWヴィニシウス・ジュニオールが決めて今大会初ゴールをマークする。これで勢いづくと同43分、FWロドリゴのシュートがGKに弾かれたところにMFサヴィーニョが詰めて加点。前半アディショナルタイムには相手の連係ミスを突いたヴィニシウスが3点目を決めて、前半を折り返す。
後半キックオフ直後の3分、パラグアイDFオマル・アルデレーテにミドルシュートを決められ1点を返されたブラジルだったが、リズムを失わず圧力を強めると同20分にこの日2度目のPKを獲得。これをパケタが冷静に沈めて4点目を奪うと、1人退場者を出したパラグアイをこのまま4-1で一蹴した。
ブラジルは大会初戦でコスタリカ相手にドロー劇を演じパフォーマンスに批判の声もあがったなか、“意地の4発”で不安を払拭する勝利に。一方、2連敗となったパラグアイは決勝トーナメント入りとなる2位以内に進出する可能性が消滅し、グループ敗退となった。(FOOTBALL ZONE編集部)