DDTのビッグマッチ、11.3大田区総合体育館大会は衝撃のフィニッシュで幕を開けた。
この日、本戦第1試合で組まれたのは勝俣瞬馬vsMAO。新世代レスラー同士の一騎打ちだ。MAOはヒザの負傷で欠場していたが、この試合が復帰戦となる。
過去の対戦ではすべてMAOが勝利。それだけに勝俣も気合いが入っており、通常ルールでの試合にもかかわらずリングにブロック玩具を持ち込む。
ブロック玩具を踏んだ痛みは誰もが知っているだろう。それがマットいっぱいにばらまかれた上で投げられ、あるいは飛び技を自爆するのだからダメージは相当なもの。まさに“痛みの伝わるプロレス”だ。こうしたハードコアな展開はお互い得意。特に勝俣は、このところデスマッチでも頭角を現わしている。