<大相撲名古屋場所>◇十三日目◇19日◇ドルフィンズアリーナ
 前頭十四枚目の炎鵬(宮城野)が前頭十枚目・琴恵光(佐渡ケ嶽)に掛け投げで敗れ、勝ち越しを目前にして3連敗を喫した。
 AbemaTVで解説を務めていた元小結の旭道山は「立ち合いは両者ともに良かった」と振り返ると、琴恵光が掛け投げを打った場面の炎鵬の対応について「琴恵光の足に乗らずに腰を落とし、左脚に体重をかけていれば」と話した。
 なお先場所も勝ち越しを目前に悪夢の6連敗を喫した炎鵬。残り二日で何とか白星を挙げたいところだが、右肩、さらに昨日の取組で痛めた右足にはテーピングが巻かれており、投げられた直後は茫然自失。まさに満身創痍の名古屋場所となってきた。一方、勝った琴恵光は9勝目を挙げた。