7日にシドニーで行われたテニス国別対抗戦「ATPカップ」イギリス対モルドバの試合で、テニスコート上での新たな恋の芽生えを感じさせる瞬間があった。
たしかに微妙な判定だった。モルドバのアルボットのサーブが線審によってフットフォルトと判定された。今大会はフットフォルトを取られるシーンが通常の大会に比べて激増している。フットフォルトなどのプレーに対してビデオ判定を行うことができるようになったことで、審判サイドも遠慮なく判定を行うことができるようになったからだろうか。モルドバチームはビデオ判定を要求し、会場にスローリプレイが流れた。白い線をわずかに踏んでいるように見える微妙な判定となり、判定はフットフォルトのまま覆らなかった。