「医師によって現状認識に違い」「心筋梗塞なのにコロナ死亡者にカウント」…最重症者の対応に当たる現役医師が明かす、現場の疲弊と混乱 ABEMA Prime 2020/12/06 12:54 拡大する 過去最多を更新し続けている、全国の新型コロナウイルスの重症患者数。現場で治療にあたっている愛知医科大学病院・循環器内科助教の後藤礼司医師は、現状について医師の間でも受け止め方に違いがあると明かす。・【映像】最前線で闘う医師「マスク会食はナンセンス」 「受け持っている重症度合いは病院によっても異なっていて、私が勤務しているような大学病院には県からの要請で最重症者が運ばれてきて、“心臓も併せて診てくれ”と言われたりする。一方で、一般の開業医の先生方のところに来院されるのは風邪に近く、しかも回復する若い人たちが多くなってくる。つまり、医師によっても現状に対する印象が全く違うということだ。この点については冷静に理解してほしいし、重症患者を見ている私としては、喫煙者や糖尿病などの持病がある方と、若くてピンピンしている方とでは違いがあるということを知ってほしい」。 続きを読む 関連記事