豊島将之竜王、封じ手は「△5四銀打」藤井聡太王位の手番で再開 局面は中盤戦/将棋・王位戦七番勝負 将棋藤井聡太,豊島将之 2021/07/22 09:06 拡大する 将棋のお~いお茶杯王位戦七番勝負第3局2日目が7月22日、午前9時過ぎに始まった。挑戦者・豊島将之竜王(叡王、31)が前日に行った封じ手は「△5四銀打」。藤井聡太王位(棋聖、19)の手番で、対局は再開した。持ち時間はほぼ互角。形勢も、わずかに豊島竜王が有利かという程度で、中盤に入った勝負はまだまだこれからだ。【中継】お~いお茶杯第62期王位戦七番勝負 第三局2日目 藤井聡太王位 対 豊島将之竜王 第1局は豊島竜王が快勝、第2局は藤井王位が終盤に逆転勝ちを収めて、シリーズ成績は1勝1敗のタイ。いずれも後手番が勝利している中、第3局は藤井王位が戦型に角換わりを選んで始まった。藤井王位にとっては久々に自ら角換わりを選んだことになったが、プロの間でも研究が深く進んでいるものだけあり、豊島竜王もスピーディーな指し手で対応。1日目の午前中だけで54手まで進む異例の早さとなった。午後に入ってペースがダウンし、午後6時に豊島竜王が封じたのは66手目。形勢に大きな差はないものの、過去の2局同様に、豊島竜王がやや指しやすい状況で2日目を迎えている模様だ。 続きを読む 関連記事