9日に東京・両国国技館で行われた大相撲秋場所二日目。その模様を中継したAbemaTVで解説を務めた元関脇・安美錦の安治川親方から飛び出した珍解説に視聴者が反応する場面があった。
前頭十三枚目・錦木(伊勢ノ海)が前頭十二枚目の大翔鵬(追手風)を寄り切って2勝目を挙げた一番の直後にそれは起こった。
立ち合い激しくぶつかり体を寄せた大翔鵬に対して、土俵をまわるようにその力を逃がして勝機をうかがう錦木。大翔鵬の右四つで錦木の劣勢は続いたが、右の腕を捻じ込んだ錦木は次の瞬間、左も捻じ込んで両差しに。万全の体勢になった錦木は、危なげなく大翔鵬を寄り切った。