将棋の竜王戦七番勝負の第2局が10月23日、京都府京都市の「総本山仁和寺」で、午前9時から始まった。初防衛を目指す広瀬章人竜王(32)と、竜王初挑戦の豊島将之名人(29)で行われているシリーズの主導権を握るのはどちらか。
 竜王戦七番勝負において、竜王と名人という“頂上決戦”が行われるのは、今回で5度目。第1局は、先手番の豊島名人が、1日目の劣勢を跳ね返し、逆転で勝利を収めている。これにより、両者の過去の対戦成績も8勝8敗の五分となった。