将棋の竜王戦七番勝負の第2局が10月23日、京都府京都市の「総本山仁和寺」で、午前9時から始まった。初防衛を目指す広瀬章人竜王(32)と、竜王初挑戦の豊島将之名人(29)で行われているシリーズの主導権を握るのはどちらか。
竜王戦七番勝負において、竜王と名人という“頂上決戦”が行われるのは、今回で5度目。第1局は、先手番の豊島名人が、1日目の劣勢を跳ね返し、逆転で勝利を収めている。これにより、両者の過去の対戦成績も8勝8敗の五分となった。
広瀬竜王は昨期、羽生善治九段(49)のタイトル100期達成という大記録への注目が集まる中、フルセットの末、奪取に成功。豊島名人は一時3つ保持していたタイトルが現在は1つになったこともあり、史上4人目の「竜王・名人」を達成して、改めて将棋界トップに君臨したいところだ。
本局の持ち時間は各8時間の2日制で、先手は広瀬竜王。第3局以降は、先手・後手が交互に入れ替わり、最終第7局まで進んだ場合は、再度振り駒で決める。AbemaTVでは、この対局を終了まで生放送する。
(AbemaTV/将棋チャンネルより)