“国内初のクラスター”屋形船の今…失われた隅田川の風景取り戻すためクラウドファンディングも ABEMAヒルズ 2020/05/29 16:45 拡大する 5月28日、およそ3カ月ぶりに東京・品川区の屋形船会社「船清」が運航を開始した。女将を務める伊東陽子さんも「当分できないと思っていたので、本当にうれしいですね」と感無量だ。船清は、今年1月、新年会に参加した客や従業員、合わせて9人が感染。“国内初のクラスター発生場所”として名指しされた。▶【動画】クラスター発生の屋形船、復活 クラスター発生当初、「屋形船」という言葉は連日、大々的に報じられた。「みんなわからない状況で、こちらの方で起きてしまったので、みなさん興味本位でバッシングも受けましたし、ずっと報道が流れていたので、本当に苦しかったですね。たまたまうちが最初にクラスターが起きてしまっただけ」と、発生当時の苦しみを振り返った。秋までキャンセルが相次ぎ、損失は1億円超に。その後、小池百合子都知事が「いくつかの悪条件がそろってしまった」「屋形船そのものに衛生的な問題はない」との見方を示し、都のロードマップでも「飲食店」扱いにとなったことで、営業を再開することができた。船内でも、対面で接することがないようにされているほか、船の換気や施設の消毒、席数を通常の3割ほどに減らすなどの対策をしている。 続きを読む 関連記事