将棋の王位戦七番勝負の第4局が行われ、渡辺明棋聖(棋王、王将、36)が藤井聡太七段(17)に敗れ、シリーズ成績1勝3敗で、タイトルを失った。連敗スタートから第3局では意地を見せ、タイトル25期の実力者の地力を見せたが、本局では得意戦法である矢倉を用いたものの、中盤・終盤と徐々に押されて、挽回もできなかった。対局後は「すごい人が出てきたなという感じ」と語った。