「これよ大谷さん」同僚・マーシュ、101マイルを“逆”方向へ決勝本塁打 模範的な一発にファンからは大谷の復調を望む声
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【米大リーグ】ホワイトソックス2-3エンゼルス(9月15日・日本時間16日 シカゴ/ギャランティード・レイト・フィールド)

 エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」でホワイトソックス戦に先発出場。5打数無安打で2試合連続のノーヒットに終わったが、チームは8回にルーキーのマーシュが決勝の2号ソロを放ち2対3で勝利した。不調に苦しむ大谷のお手本になりそうな逆方向への一発に対して、ファンからは「これよ大谷さん」「今の大谷にないバッティング」といった復調を望む声が上がっている。

【映像】「これよ大谷さん」ファンを唸らせた一発

 このところセンターや逆方向に打球が飛ばず、引っ張り一辺倒になっていることがマドン監督から指摘されている大谷。打率の低下や三振数の増加も目立っており、この試合も前日に続いて2つの空振り三振を含むノーヒットに終わった。ゲレロJr.(ブルージェイズ)やペレス(ロイヤルズ)との本塁打王争いに向けて不安の声も囁かれる中、トッププロスペクト(若手有望株)としてファンの期待を集める同僚のマーシュが、現在の大谷に求められるような理想的なバッティングを披露した。

 ホワイトソックスの2番手・コペックが投じる100マイル(約161キロ)超の速球に手を焼いたエンゼルス打線。しかし2対2の同点で迎えた8回、マーシュが101マイル(約162.5キロ)の速球をコンパクトなスイングで弾き返す。逆方向への鋭い打球は最後まで失速することなく、ぐんぐん伸びてレフトスタンド最前列に突き刺さる今季2号ソロ。左打者が速球を逆らわずにレフト方向に運ぶという、悩める大谷のお手本になりそうな広角打法を目にしたファンからは「これよ大谷さん」「コンパクトに逆方向」「大谷もこういうのが欲しい」など、大谷の復調を望む声が殺到した。

44号を放った10日(同11日)の対アストロズ戦後、ここ4試合で16打数2安打、打率.125と苦しい状況が続く大谷。マーシュが見せた逆方向に大きな打球を飛ばす感覚を取り戻すことができれば、タイトル獲得に向けてプラスになることは間違いない。ライバルのゲレロJr.とペレスがそれぞれ、最近10試合で6本の本塁打を放っているだけに、大谷の1日でも早い復調が待たれている。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

【映像】「これよ大谷さん」ファンを唸らせた一発
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101マイルの剛速球を逆らわずに逆方向へたたき込んだマーシュ驚愕の一打
【映像】大谷翔平、三振後に見せた表情に心配の声
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【映像】「みんなでセーフ」にファンほっこり
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