【米大リーグ】ホワイトソックス-エンゼルス(9月16日・日本時間17日 シカゴ/ギャランティード・レイト・フィールド)
エンゼルス大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場し、3回2死からの第2打席は空振り三振に倒れた。それでも前日の試合では、体勢を崩されるようなスイングで打ち取られるシーンがあった中、迷いなく強振する様子に、ファンからは「今日は何かが起こる」「復調してそう」と期待の声が相次いだ。
前日までに44本塁打を放ち、日本人選手として初の本塁打王を目指している大谷だが、45号のペレス(ロイヤルズ)、ゲレロJr.(ブルージェイズ)に抜かれ、1本差ながら3位に後退。8月、9月と本塁打のペースがライバルに比べて大きく落ちているだけに、久々に豪快な一発を目指し、第1打席から積極的な姿勢を見せていた。
第1打席では鋭いゴロが一塁ベースを直撃するラッキーな内野安打を稼いでいた大谷は、第2打席もホワイトソックスの先発・ロペスの150キロ超の速球に振り負けないようにとフルスイング。結果、第2打席はフルカウントから空振り三振に倒れたものの、気持ちよく振り抜き、ベンチに引き返す様子にも何か納得したものがあったのか、悲壮感などは漂わせず、颯爽と戻っていった。
この様子にファンも前日までとは違うものを感じ取ったのか「三振だけどなんかいい感じのスイングになってきた気がする」「今日は何かが起こるよ」「いい時の空振りに戻ってきてる気がする」と、期待感が膨らんだという声が広まっていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)