【米大リーグ】エンゼルス-アスレチックス(9月17日・日本時間18日 アナハイム/エンゼル・スタジアム)
エンゼルス大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場、4打数1安打に終わり、激しい本塁打王争いを繰り広げる中、期待された45号は出なかった。この試合前、マドン監督が着ていた日本語入りのTシャツが、各地で話題に。現地のファン、メディアには、日本の名言として伝わっていたようだが、日本のファンからは人気バスケットボール漫画「SLAM DUNK」の名言だとして、ネット上を中心に一気に広まった。
【動画】「SLAM DUNK」の名言Tシャツがメジャーデビュー
「下手くその上級者への道のりは、己が下手さを知りて一歩目」。これはSLAM DUNKの作中で、主人公・桜木花道を指導するバスケ部の安西智和監督によるセリフ。桜木が全国大会に向けてジャンプシュートの特訓をする中、めちゃくちゃなフォームを自覚することによって、その先の成長が見込めると、その場で一句詠んだというシーンで登場する。
現地中継でも、このTシャツが改めて紹介されると、日本のファンからは「スラムダンクの名言」「スラムダンクの安西先生の言葉」と反応が続々と寄せられる事態に。マドン監督は過去にも「大胆不敵」という四字熟語の入ったTシャツを着たことがあり、この他にもバリエーションがあるようだ。
なお「SLAM DUNK」の作中では、安西監督の教え子で桜木のライバルでもありチームメイトの流川楓、高校生No.1プレイヤーと言われる沢北栄治が、アメリカでのプレーを志していることが描かれているが、安西監督も思わぬ形でアメリカでその言葉を知られることになった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)