藤井聡太三冠、佐々木勇気七段の研究を“破壊”し快勝 解説棋士「盤上を制圧していた」と絶賛/将棋・ABEMAトーナメント
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 プロ将棋界唯一の団体戦「お~いお茶presents第4回ABEMAトーナメント」の本戦トーナメント決勝、チーム藤井とチーム木村の対戦が9月18日に生放送され、第5局でチーム藤井のリーダー、藤井聡太三冠(王位、叡王、棋聖、19)がチーム木村・佐々木勇気七段(27)に111手で勝利、チーム成績では3-2とこの試合初めてリードを奪い、個人・団体4連覇に向けて大きく前進した。

【中継】お~いお茶presents第4回ABEMAトーナメントチーム藤井VSチーム木村

 単に勝つだけでなく、相手の研究を破壊して勝った。先手番から横歩取りに進んだ一局は、佐々木七段が自身の研究を持ち出し必勝を期したが、これに藤井三冠は慌てることなくじっくりと指し進め、通称「藤井曲線」と呼ばれるような、じりじりとリードを奪う展開に。「玉が薄い形になって判断に迷うことが多かったです」と振り返りつつ、「指しやすくなってからは冷静に指せました」と、手応えを感じながらの完勝劇だった。

 解説を務めていた森内俊之九段は「佐々木さんが後手番で、数ある作戦から用意のあるものをぶつけた。それに藤井さんがひるまず、優勢になってからは危なげない勝ち方。盤上を制圧して勝つ、お手本のような将棋」と絶賛。相手の作戦を凌駕する指し回しで、最年少三冠の強さがさらに際立つこととなった。

◆第4回ABEMAトーナメント 第1、2回は個人戦、第3回からは3人1組の団体戦として開催。ドラフト会議で14人のリーダー棋士が2人ずつ指名。残り1チームは、指名漏れした棋士がトーナメントを実施、上位3人が15チーム目を結成した。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。チームの対戦は予選、本戦トーナメント通じて、5本先取の9本勝負。予選は3チームずつ5リーグに分かれて実施。上位2チーム、計10チームが本戦トーナメントに進む。優勝賞金は1000万円。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
 

お〜いお茶presents第4回ABEMAトーナメントチーム藤井VSチーム木村
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