大谷翔平、吠える!大記録への力投に現地ファンもMVPコールの大合唱「かっこよすぎる!」「鳥肌やべぇ!」
【映像】ABEMAでみる

【米大リーグ】エンゼルス2-3アスレチックス(9月19日・日本時間20日 アナハイム/エンゼル・スタジアム)

【動画】大谷翔平の雄叫び&ガッツポーズ

 エンゼルスの大谷翔平投手がアスレチックス戦に「2番・投手」で先発出場。8回に迎えた1死満塁のピンチを遊フライと空振り三振でしのぎ、大声で吠えながら派手なガッツポーズを披露した。103年ぶりの大記録を目指した大谷の力投に対して、エンゼル・スタジアムの観客はMVPコールの大合唱。日本のファンからも「かっこよすぎる!」「鳥肌やべぇ!」と絶賛のコメントが殺到した。

 1918年に投手で13勝7敗、打者で11本塁打をマークしたベーブ・ルース以来となる「2ケタ勝利・2ケタ本塁打」という偉業に向けて、先発のマウンドに上がった大谷。3回と4回にそれぞれソロ弾を浴びて2点を失うも、安定したピッチングで7回2失点と先発投手の評価基準のひとつであるHQS(ハイ・クオリティ・スタート)を達成した。

 肝心のエンゼルス打線は、相手先発のモンタスの前にわずか1安打と完全に沈黙。大谷自身も四球や申告敬遠で勝負を避けられ、10勝目に不可欠な打線の援護がないまま、0対2とリードを許した状況で8回を迎えた。この回を投げ切れば裏の攻撃で自身にも打順が回るため、大谷は勝利を目指してなおも続投。しかし四球、申告敬遠、死球とヒットなしでランナーを溜め、1死満塁という大ピンチを招いてしまった。

 迎えたローリーを1球で遊フライに仕留めるも、続く6番・チャプマンは4回に一発を浴びた嫌なバッター。すでに球数も100球を超えていたが、力を振り絞ってギアをMAXへと上げた大谷は、4球目にこの日最速となる99マイル(約159.3キロ)をマークする。力投を続ける大谷を鼓舞するかのように、本拠地の観客からは「MVP!MVP!」という熱烈なコールが沸き起こった。

 カウント2-2から切れ味鋭いスプリットで空振り三振を奪うと、思わずマウンド上で雄叫びを上げた大谷。スタジアムに大歓声が響く中、右拳を力強く握りしめる派手なガッツポーズも飛び出し、日本のファンからは「かっこよすぎる!」「鳥肌やべぇ!」「めっちゃ感動したわ」「大谷MVP翔平」「凄すぎて泣ける」「映画やん」「これが主人公か」といった絶賛の声が相次いで寄せられた。

 大谷は8回108球を投げて5安打2失点10奪三振の好投を見せるも、「2ケタ勝利・2ケタ本塁打」の快挙達成は2試合続けて持ち越しとなった。また打者としては2打数無安打2四球に終わり、本塁打王争いでトップを走る46本のゲレロJr.(ブルージェイズ)とは2本差のまま変わらず。なお、エンゼルスは9回に2点差を追いつき大谷の負けは消えたものの、延長の10回にアスレチックスに勝ち越されて2対3で敗れている。
ABEMA『SPORTSチャンネル』)
 

【動画】鋭く落ちるスプリット
【動画】鋭く落ちるスプリット
【動画】相手選手に微笑む大谷翔平
【動画】相手選手に微笑む大谷翔平
【動画】大谷翔平の快足セーフティバント
【動画】大谷翔平の快足セーフティバント
SPOZONE
SPOZONE
SPOZONE
【動画】大谷翔平の快足セーフティバント