【米大リーグ】エンゼルス0-10アストロズ(9月20日・日本時間21日 アナハイム/エンゼル・スタジアム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場したアストロズ戦で、同僚のフレッチャーが足にボールを当てられながらスイングを取られるシーンがあった。相手先発・バルデスの鋭いカーブに翻弄された踏んだり蹴ったりの一幕に、ファンからは「悲惨」「これは痛い」と同情の声が上がっている。
同試合では、熾烈な本塁打王争いを続ける大谷のバットにファンの注目が集まった。しかしアストロズの先発を託された左腕のバルデスが7回98球を投げて6安打無失点6奪三振と躍動し、3打席対戦した大谷も一ゴロ、遊ゴロ、空振り三振と沈黙。投手が代わった8回の第4打席も、スタンドインまであとわずかという大きなセンターフライに倒れた。
勝負どころで大谷から空振り三振を奪うなど、決め球のカーブが冴え渡ったこの日のバルデス。象徴的だったのが、3回1死一塁で迎えた2番・フレッチャーとの対戦だ。カウント0-1から投じたカーブは、縦に大きく割れながら鋭角に右打者の足元をえぐる強烈な変化を見せ、打ち気にはやったフレッチャーはバットを止められず。ボールは右ヒザ付近を直撃したが、球審は死球ではなくスイングによるストライクをコールした。
ファンからは「振ってるわ」「ストライクだな」と妥当なジャッジに納得するコメントのほか、「痛いしストライクだし最悪」「当てられ損w」「これは痛い」といった同情の声が続出。なお、フレッチャーは直後にショート正面へのゴロでダブルプレーとなり、まさに踏んだり蹴ったりの打席となってしまった。この後もエンゼルスは投打に渡ってアストロズに圧倒され、0対10の完敗を喫している。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)



