将棋の藤井聡太三冠(王位、叡王、棋聖、19)が9月25日、将棋日本シリーズ JTプロ公式戦の2回戦第4局で、千田翔太七段(27)に113手で勝利した。藤井三冠は次戦、準決勝で永瀬拓矢王座(29)と対戦する。
【動画】「将棋日本シリーズ」二回戦第四局 藤井聡太三冠 対 千田翔太七段
同棋戦は3年連続の出場となった藤井三冠は、過去3勝1敗と勝ち越していた千田七段と先手番から相掛かりの将棋に。徐々に角換わりのような形に移行すると、互角の中盤を経て、千田玉を両側から歩を活用した効率のよい攻めでポイントをリード。玉形を整えていた効果もあり、攻め合いになった後でも安全度で勝り続けた。