【米大リーグ】エンゼルス-マリナーズ(9月26日・日本時間26日 アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が本拠地最終戦となる一戦に「2番・投手」で先発出場し、今季23度目となる先発マウンドで7回1失点10奪三振の好投を披露。相棒のカート・スズキの一発で一時は1-0とリードするも7回に痛恨ソロ被弾を浴びて同点となり、8回のマウンドには上がらず、リリーフ陣が1点を失うも勝ち負けはつかず。この試合での103年ぶりの偉業達成はならなかった。
前回登板した19日(同20日)の対アスレチックス戦では8回108球を投げて5安打2失点10奪三振の好投を見せるも、降板までに味方打線の援護なく、勝ち負けはつかず。偉業達成は持ち越しとなっていた。
初回、1番・クロフォードに対して98マイル(約158キロ)の真っすぐと切れ味鋭いスプリットで攻めるも、10球目の甘く入ったスプリットを右前へ痛打される。しかし、2番・フランスを右フライで打ち取ると、3番・シーガーを98マイルの真っすぐで三振。さらに4番・ハニガ―からも空振り三振を奪うなど、防御率6点台で苦手とする初回を切り抜けた大谷。
その後、7回までに毎回の10奪三振を奪うも、7番・ケルニックに105球目の甘く入ったスライダーをライトスタンドに運ばれ痛恨のソロ被弾。1-1と同点になった8回のマウンドには上がらず、この試合での103年ぶりの偉業達成は持ち越しとなった。
なお打者として、きのうの試合で2打席連続の適時三塁打を含む3打数2安打3打点3得点でチームの快勝に大きく貢献した大谷。今季98打点、99得点とし、100の大台突破。さらに本塁打王争いで46本を放ち1本差でトップをいくゲレロJr.(ブルージェイズ)とペレス(ロイヤルズ)をとらえる一発に期待がかかる中、一ゴロ、中フライ、中安打で本塁打は出なかった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)