大谷翔平の振る舞いに反響 方向転換をしてまでバットを拾う→バットボーイまでしっかりお届け
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【米大リーグ】レンジャーズ 2-7 エンゼルス(日本時間30日 アーリントン)

 エンゼルスの大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場した試合で、期待のかかった7試合ぶりの46号となる快音は聞かれなかった。この日も含めシーズン残り5試合。本塁打王を争うペレス(ロイヤルズ)が2試合連続48号本塁打を打つなど、日本人初の本塁打王のタイトル獲得へ正念場が続くが、少なからずナーバスになっても不思議ではない状況の中で大谷が見せた何気ない振る舞いに対してファンの注目が集まる一幕があった。

【映像】「そこまでやる?」大谷が驚きの行動

 この試合の大谷は5打数2安打と3試合ぶりに複数安打を記録。6回の第3打席では内野安打で出塁すると、今季25個目となる盗塁を成功させ、1993年にバリー・ボンズが46本塁打、29盗塁で初めて記録して以来、メジャー史上6人目となる「45-25」を達成。また、直後にはメイフィールドのタイムリーで今季100得点のホームを踏み日本人メジャー選手としては、イチロー(2008年・マリナーズ)以来の100得点に到達した。

 ファンの注目を集めたのは9回のこと。この日2本目となるヒットで出塁した大谷は、エ軍の攻撃が終了して塁上からベンチに戻る際、ホームベース近くを通るとバッターボックス付近に転がるバットに気づき、わざわざ進路を変えてまでバットを拾い上げると、バットボーイに歩み寄って手渡した。

 その光景を見たABEMAの視聴者が「お片付け大谷」「拾い谷」「バットボーイの仕事もこなす」など驚きと称賛のコメントで反応。すっかり見慣れた光景とは言え、メジャーリーグでは珍しい振る舞いにほっこりした人が多かったようだ。本塁打を期待されていることは大谷自身もわかっているはずで、悔しい思いも抱いているだろう。それでもやることは普段と変わらず、腐ることなく謙虚に行動する姿は、成績以上に大谷の魅力になっているに違いない。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

【映像】「そこまでやる?」大谷が驚きの行動
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