【米大リーグ】レンジャーズ 2-7 エンゼルス(日本時間30日 アーリントン)
エンゼルスの大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場。9回の第5打席で放った175kmの強烈な右安打が塁上にいたチームメートを襲い、“あわや”直撃の事態を回避した本人が三塁塁上で思わず苦笑する場面があった。
敵地で行われたレンジャーズ戦の9回、先頭の8番・レンヒーフォが四球で出塁すると、1アウト後に大谷にこの日5回目の打席が回ってきた。ここで大谷は5球目を強振。乾いた音を残し、強烈な打球が一二塁間に飛んだ。あまりの鋭さに大谷シフトを取っていた二塁手のグラブを弾いた打球はライトに到達。大谷のこの日2本目のヒットとなった。
これに驚いたのが一塁ランナーのレンヒーフォ。自身の右脇、ちょうど進路上に打球が飛んだため、あわや直撃という事態に。すんでのところでストップしてこれをかわしたレンヒーフォは、三塁まで進むと、三塁塁上で「アブねぇ…」と言わんばかりに苦笑を浮かべた。
実況も「体のすぐ近くを通って危なかったですよね」と指摘するほどの打球によって、レ軍二塁手・イバネスのグラブは破壊されたとの報道もあり、コメント欄には「レンヒーフォびっくり」「怖い打球」といった声も。角度がつかず上がらなかったものの、当たりは強烈だったため、「音だけで入ったかと思った」「スイングスピードやばいな」「打球えぐい」など驚きの声も多く見られた。一塁塁上では大谷にも笑顔が見られ、大谷にとっても納得の打球だったようだ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)