二階堂亜樹、かつてのチームメイトに「絶対にやっつけてやる」ライバル意識隠さず連覇に照準/麻雀・Mリーグ

 リーグ初の連覇とともに、やるべきことがもう一つできた。EX風林火山・二階堂亜樹(連盟)はチームメイトとともに、ファイナルシリーズ4位進出から逆転でのリーグ初優勝を果たした。ところがオフシーズンに入り、滝沢和典(連盟)が退団、後にKONAMI麻雀格闘倶楽部に“移籍”することになった。ファンからも様々な意見、思いが寄せられる中、亜樹は「対面にいたら絶対にやっつけてやるって思いますね」とライバル意識を隠さない。姉・二階堂瑠美(連盟)も加入した新チームで、頂上だけを見て牌を握る。

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――昨シーズン、ついに初優勝を果たしました。

 2019シーズンですごく負けたので、負ける恐怖というのもありました。2018シーズンは準優勝でしたし、良いところ悪いところも経験したので、その経験を活かすために予選敗退だけは免れたいという気持ちもあるけど、そこだけにとらわれずにきちんと前を向いて戦おうと思えたシーズンでしたね。

――レギュラーシーズン、セミファイナルと苦しい戦いを勝ち抜いての逆転優勝でした。手応えを感じたのはいつでしたか。

 本当にギリギリで残ったというところでしたが、麻雀のジンクスで、ギリギリで残ると「追い風ポールポジション」みたいなものがあるんですよね。「滑り込んだ」みたいで最後は勝っているような。イメージの問題だと思うんですけど、自分的にはレギュラーとセミファイナルをそんな感じで残れたので「もしかしたらいけるかもな」という気持ちはありました。

 ファイナルに関しては、本当にタッキー(滝沢和典)は自信満々に見えていました。4位だったら解散というのがあったので、それだけは避けたいというのは、私の中では常に持っていた。でもチーム的にはそういうのよりは、本当に「目指すは優勝」という気持ちでずっと前を向いて戦っていたので、自分もそれにならって行けたなという感じですね。

――滑り込みで言えば、セミファイナル最終戦のオーラスで、勝又健志選手が2000点をアガってファイナルに進出しました。

 多井(隆晴)さんが戦略的な打ち込みをしたことによってうちが残ったというのは、うち的にはドラマが始まったところですね。

――今シーズンはチーム体制を変えて連覇を狙うことになります。松ヶ瀬隆弥選手とはこれまで交流はありましたか。

 オーディションの時に初めてお会いしたんですが、結構物静かな方だなというのと、Twitterとかを見ていたので、見た目と中身のギャップがありそうだなと思いました。周りの誰に聞いても「松ヶ瀬さんはいい人だよ」というのがありました。1回、自分のYouTubeチャンネルでゲストに来てもらったんですけど、そこで結構がっつり話したんです。そうしたら「ガセさん、いい人じゃん!」みたいな(笑)。感想としては本当にそんな感じでしたね。髪型とかも奇抜な感じだけど、プレースタイルはすごく繊細。もともとそういう話は聞いていたんですけど、オーディションの時に自分が解説で見ていた時は、見た目に似合わずと言ったら失礼かもしれないですけど、麻雀がすごく繊細で、連盟に多い打ち方だなっていう印象でした。

 結構、団体ごとに特色があると思うんですけど、私は見ていて連盟っぽい麻雀だなと。一発・裏ドラありでも、一発・裏ドラなしの打ち方をすることがあるんです。正直、オーディションに出ている方の中で、一番うちのチームの雰囲気に近い麻雀を打っているなという印象でした。

――姉である二階堂瑠美選手も加入しました。これまでもいろいろな形でフォローしてもらっていたと思います。

 願わくは、他のチームで戦ってみたかったというのがあったんですよ。他のチームに入ってガチンコバトル、みたいな。Mリーグの舞台だったら、そっちの方が良いかなと。そうなったら面白いなという風に思っていたんですけども。同じチームなら同じチームで、新しい形でいいですね。

――昨期まで仲間だった滝沢和典選手がチームを離れ、今期からライバルになります。

 もともとみんな連盟で長い期間戦ってきて、手の内を知り尽くしている感がありました。チームメイトになってその部分で麻雀観とかそういったものが似通っている3人だなっていう風に思っていたんですけど、どこのチームに行っても、きっとタッキーの麻雀というのは著しく変わるわけじゃないと思うんですよ。

 対面にタッキーがいたら「絶対にやっつけてやろう!」と思いますよね。燃えるところはあります。もともと仲はいいからそれは変わらないし、他のチームに行ったからしゃべらないというわけでもないので。きっと会場であれば話もするし。ドラフトの後にも会ったんですけど、普通に会話もしています。昨日の味方は明日の敵ですね(笑)。

 実際そういう形(移籍)になるのは、うちが初めてなわけじゃないですか。周りも期待してると思うんですよ。こっちがライバル意識みたいなものを出すことによって、周りも盛り上がってくると思う。たとえば極端な話、タッキーがトップ目で2着目からリーチが入って、自分が3着で、打ったらラスとかでも、打っちゃうなんてことがあるかもしれないじゃないですか。そういうのがあったりしたら面白いかなと思ったりしますね。周りが思っているより、私はすごく楽しみたいなと思っていますよ、タッキーとの対戦は。何か違った感情が入るかもしれないけど、それも込みだし、込まなくてもいいし。一人のMリーガーとして戦いたいなと思っていますね。

――最後にチームは連覇が目標になりますが、個人の目標をお願いします。

 昨シーズンの個人目標を10位以内に設定していたんですけど、ちょっと叶わなかったのでそこを目標にします。でも最終的にはチームが勝ってくれれば。個人の試合というのはそこまで気にすることはないかもしれないです。私は3年連続でマイナスしているんで、気にしなきゃいけないのかなという気持ちはありますよね。結局個人ポイントの集まりなので、チームは。ある程度は意識しないとダメだなとは思っていますね。

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