【米大リーグ】マリナーズ1-2エンゼルス(10月1日・日本時間2日 シアトル)
エンゼルス大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場した試合で、ピッチャーとバッターが真っ向からぶつかり合う力勝負が繰り広げられ、視聴者から「これぞメジャーの野球」と興奮の声が上がった。
この日は、シーズン最後となるマリナーズ3連戦の初戦。マリナーズは20年ぶりのプレーオフ進出がかかる状況で、どの試合も落とせない1戦だ。
7回裏、1点を追うマリナーズは、先頭打者のトレンズがライト線に大きな打球を飛ばすと、ライトのラガレスが一度はグラブに収めるも、フェンスにぶつかったはずみで落球。トレンズはいっきに3塁まで進み、一打同点のチャンスを作る。
続くトロに対しては四球を与えてしまい、逆転のランナーが塁上に。一打逆転の場面、2回に先制打を放ったケレニックに打順が回ったところで、エンゼルスは3番手に左腕のキハーダをおくった。
がっちりとした体型から力のあるボールを投げ込む、メジャー3年目のキハーダ。ピンチの場面での初球、93マイル(約149キロ)の速球を投じると、94マイル(約151キロ)、95マイル(約152キロ)を連発する。これに対して、ケレニックもファールでくらいつくが、最後はキハーダが気迫勝ちし空振り三振にとった。
さらに、マーフィーも95マイルの速球で空振り三振を奪うと、続くムーアに対してはこの日最速の96マイル(154キロ)で見逃し三振にきってとった。
気迫の3者連続三振に、ABEMAで実況を務めた石黒新平アナは「これぞメジャーという力と力の勝負になっています」とコメント。また、視聴者からも「お見事」「気迫あるのかっけー」「これがメジャーの野球」「いいボール!」といった声が相次いだ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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