【米大リーグ】マリナーズ6-4エンゼルス(10月2日・日本時間3日 シアトル)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場。本塁打王を争うトップのペレス(ロイヤルズ)と3本差、さらにこの日の試合で2位のゲレロJr.(ブルージェイズ)が47号を放って2本差となる中、10試合ぶりとなる46号に期待がかかったが、2つの四球を含む2打数無安打に終わると、チームも8回に一時は4番・ウォルシュの3ランで逆転に成功するも、その裏に3点を返されて逆転負けを喫した。8回にウォルシュが逆転3ランを放った場面では、ホームインした直後の3人が大喜び。ハイタッチを終えた3人が、大谷を先頭にして笑顔で軽やかにベンチに戻る様子に視聴者からは「サザエさんみたいw」「足取り軽くてかわいい」などの反響が寄せられた。
イチローのルーキーイヤー(2001年)以来となるポストシーズン進出をかけ、一戦も負けられない戦いを続けているマリナーズの勢いと勝負への執念がエンゼルスを上回った。
終始マリナーズが主導権を握る形で迎えた8回表、エンゼルスは先頭の1番・マーシュ、2番・大谷が連続四球を選ぶと、この日最大のチャンスを迎える。3番・ゴスリンはマ軍4番手・シーウォルドに空振り三振を喫したが、4番・ウォルシュが今季28号となる逆転3ランを放つと、Tモバイル・パークに詰めかけたマリナーズファンが静まり返った。
しかし8回裏、マリナーズは7番・ケリニックが死球で一塁に歩くと、続く8番・バウアーズも四球を選んで出塁。9番・フレーリーの犠打で1死二、三塁のチャンスメイクに成功したマリナーズは、エンゼルスの満塁策に乗じて3番・ハニガ―、4番・シーガーの連続タイムリーで試合を一気にひっくり返して試合を決めた。
8回表に飛び出したウォルシュの3ランの場面では、先に本塁を踏んだマーシュ、大谷と相次いでハイタッチをかわしたウォルシュが興奮を抑えきれない様子で笑顔を浮かべると、同じく笑顔の大谷、さらに笑顔のマーシュに挟まれるようにして3人が体を弾ませるようにして一列でベンチへ。その様子にABEMAのファンからは国民的人気漫画『サザエさん』のエンディングでかつて見られたワンシーンを受けてか「サザエさんみたいw」などの声、さらには「足取り軽くてかわいい」「大谷マジで嬉しそう」といった反響が寄せられた。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)



