【米大リーグ】ジャイアンツ1-2ドジャース(日本時間15日/サンフランシスコ)
レギュラーシーズン100勝超えのチーム同士の対戦となったナ・リーグの地区シリーズは、第5戦で勝利したドジャースが3勝2敗でリーグ優勝決定シリーズに駒を進めた。この試合で、100マイルのボールに真っ二つにへし折られたバットが、ボールよりも遠く飛んでいく場面にスタジアムがどよめくシーンがあった。
0-0の2回、ドジャースのマウンドには100マイル超えを連発する剛腕・グラテロルが上がった。対するジャイアンツは、今季25本塁打に加え二桁10盗塁も記録しているパワーとスピードを兼ね備えたクリス・ブライアントが打席に入る。カウント2-2からの6球目、グラテロルは武器である100マイルのシンカーを内角に投げ込んだ。これをブライアントが強振するも、グシャッという鈍い音とともにバットが根本から真っ二つに。打球は力なく三塁方向に飛んだ。
しかし、折れたバットのほうが打球よりも勢いよく三遊間に飛んだため、三塁手のターナーがバットの行方を確認してから捕球。これが一瞬の遅れとなり、ブライアントは内野安打となった。ボールよりも速く三遊間に飛んだバットにスタジアムもどよめく中、ABEMAで解説を務めた元メジャーリーガーの川崎宗則氏は「バットが飛んでくると反応が遅れるんです。バットがどこにいくか見ましたよね。ターナーは非常に守備がうまい選手なんですけど」と仕方ないプレーだったとドジャースの守備をフォロー。ファンからは「あぶなー」「バットこええええ」といった声が多く上がっていた。
また川崎氏はブライアントの全力疾走にも注目。これまでの試合でも川崎氏はブライアントとエンゼルスの大谷翔平投手との類似点を挙げているが、「ブライアントの走りを見てください。この走りが素晴らしいんです。大谷翔平さんと同じ体格、大谷翔平さんと同じくらいのスピードで、二人に共通するのが、大きい体を小さく扱えること。そういう走りでしたね」と回転数の早い走力を称賛していた。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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