「待て、投げるな!」捕手は静止も死球、スタジアム騒然 川崎氏「これがポストシーズンの緊張感」
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【米大リーグ】ドジャース-ブレーブス(日本時間22日/ロサンゼルス)

 ナ・リーグのリーグ優勝決定シリーズ第5戦は、序盤から波乱の展開となった。ブレーブス先発のフリードが2回、連打を浴びて動揺したのか、キャッチャーと呼吸が合わないまま投球し、インハイの直球が死球に一時、スタジアムが騒然となった。

【映像】問題のシーン

 1回に2点を先制したブレーブスだったが、先発のフリードが2回にドジャース打線につかまってしまう。ポロックに本塁打を打たれると、ヒットのあとテイラーには逆転2ランを浴びた。さらにベリンジャーにもヒットを打たれ、4連打を許してしまう展開に。なんとか2死としたものの、2番ターナーの打席でアクシデントが起こった。

 2死だったこともあり、一塁ランナーがスタートを切る素振りを見せ揺さぶりをかければ、牽制のうまいフリードもこれを警戒する。そして1-1からの3球目、フリードが投げようとした瞬間、ランナーがスタートを切った。これを見たキャッチャーがフリードに「待て」の合図を送る。結局ランナーは戻るが、これに気を取られたのかフリードはキャッチャーが制止していたことに気づかないまま投球モーションに入ってしまった。投げる寸前に気づいたフリードだったが、もう投球は止められない。バランスを崩したまま投げたストレートは、手元が狂いターナーの左上腕に当たってしまった。

 一連のプレーにスタジアムは騒然。解説を務める元メジャーリーガーの川崎宗則氏は「ちょっとミスコミュニケーションでした。キャッチャーは止めましたよね。ちょっと外せと合図した瞬間、もう投げ始めてました」と状況を説明した。さらに「かなりメンタル的には騒がしいですね。フリードらしくないというか、これがポストシーズンの緊張感なんです」と動揺を隠せないフリードの心境を推察。レギュラーシーズンで14勝7敗をあげ、今シリーズ第1戦でも6回2失点と好投した左腕でも、22年ぶりのワールドシリーズ進出に王手をかけた一戦では平常心を失ってしまったようだ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

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