“平成の怪物”松坂大輔のラスト投球にトータルテンボス藤田「全部を見せてくれた。これを見たらみんな納得する」
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 19日に行われた西武ライオンズ対日本ハムの一戦、今季限りで引退する西武・松坂大輔投手の現役最後のマウンドについて、ロッテファン歴25年のお笑いコンビ・トータルテンボスの藤田憲右は「これを見たらみんな納得する」と語った。

【映像】松坂大輔 現役ラストの投球(14:00~)

 松坂は、神奈川の名門・横浜高校のエースとして甲子園の春夏連覇を達成。1999年にドラフト1位で西武に入団すると、1年目から3年連続で最多勝に輝く。2006年まで8シーズン在籍後は、米大リーグのボストン・レッドソックスに移籍。2015年にソフトバンクで日本球界に復帰すると、中日を経て、2019年に古巣西武に戻ってきた。

 その剛腕から「平成の怪物」と称された松坂だが、メジャー移籍後は度重なるケガに悩まされた。西武への復帰会見では、「故障を経験してストレートに対する考え方が変わってきた」「自分で速球派と思ったことはない」と語っていた。

 この試合、先発のマウンドに立った松坂が日本ハム・近藤健介に投じた初球は、118キロのまっすぐ。2球目も118キロを投じたがこれが最速で、近藤に四球を与えると交代を告げられ、現役生活に幕を閉じた。

 藤田は「今の状態の全てをさらけ出してみてもらいたい、ってでおっしゃってたじゃないですか」という試合前の松坂の記者会見での発言を紹介した上で、「こんなにひどい状態だったんだと。最後は全部を見せてくれたっていう感じですよね。“こんな状態なんだよ、だから僕はもう投げられないんだ”っていうのは、これを見たらみんな納得しますね」と語った。(ABEMAバズ!パ・リーグ』)

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