大谷翔平、WSのビジョンに登場「正真正銘のスーパースター」ファン感慨深げコミッショナー特別表彰後にスタジアム観戦で

【米大リーグ】アストロズーブレーブス（日本時間27日／ヒューストン）

　26日（日本時間27日）からアストロズの本拠地ミニッツメイド・パークで熱戦の火ぶたが切って落とされたワールドシリーズの第1戦、スタジアムにエンゼルスの大谷翔平投手が登場。この日、メジャーリーグ機構のロブ・マンフレッド・コミッショナーによって「コミッショナー特別表彰」を受けた大谷が熱戦を観戦する様子がスクリーンに映し出されると、ファンから「おめでとう！」「正真正銘のスーパースター」などの声が上がった。

【映像】スタジアムのビジョンに登場した大谷翔平

　この賞は1998年にバド・シーリグ前コミッショナーによって設立されたものであり、これまでに15の人物やチームに授与されてきた名誉ある賞。コミッショナーが後退した2015年以降では大谷が初の受賞者で、史上16度目の授与となる。

　2回裏アストロズの攻撃が始まる直前、右中間のビジョンにファンの歓声にこたえて手を振る大谷の姿が映し出されると試合を中継したABEMAのファンからは「おめでとう！」「元気そうでよかった」「大谷さん！」などの声が殺到。中には「正真正銘のスーパースター」といった感慨深げなコメントも寄せられた。

　過去には1998年に熾烈な本塁打王争いを繰り広げたマーク・マグワイアとサミー・ソーサ、2632試合連続出場の大記録を作ったカル・リプケンJr.、シーズン73本塁打のメジャー記録を作ったバリー・ボンズ、シーズン116勝を記録したマリナーズ、７度のサイ・ヤング賞を受賞したロジャー・クレメンス。日本人選手ではシーズン262安打のメジャー記録を作ったイチローらが受賞している。

　今季の大谷は打者として46本塁打、100打点、26盗塁。投手としては９勝２敗で防御率3.18、156奪三振を記録した。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）