【米大リーグ】アストロズ7－2ブレーブス（日本時間28日／ヒューストン）
米大リーグのワールドシリーズ第2戦は、2回に集中打で勝ち越したアストロズが7-2で勝利。対戦成績を1勝1敗とした。2回の攻撃でタイムリーを放ち、続く打者のヒットで生還したアストロズのホセ・シリ外野手が見せた気迫のヘッドスライディングと雄叫びが、現地で話題となっている。
【動画】大興奮の絶叫スライディング
1-1の同点で迎えた2回、アストロズは1死から連打で一、三塁とすると、この日8番で先発出場したルーキーのシリが打席に入った。シリはブレーブス先発のエース左腕フリードの初球を打つと、詰まった当たりがセカンドの前へ。これをシリが全力疾走で内野安打とし、アストロズが1点を勝ち越した。続くマルドナドも三遊間を破るタイムリー。さらに、レフトからの送球が乱れる間に、一塁ランナーのシリも三塁を回りホームを狙う。最後は豪快なヘッドスライディングを見せたシリが4点目のホームを踏むと、ホームベース上で咆哮しながら喜びを爆発させた。
シリと言えば、その名前からたびたび「名前を呼ぶとiPhone やiPadのSiriが起動してしまう」とネタになる選手。この日も実況や解説の五十嵐亮太氏がそのことに触れていた。MLB関連のSNSでも、「Hey Siri!」という文言とともにシリのヘッドスライディングと絶叫の様子がアップされており、現地でも同様のネタで知られているらしい。もっとも、そのネタ以上にシリの気迫のプレーがファンから注目を集めているようで、MLB公式ツイッターでも同シーンの動画が投稿されると、多くのファンが反応していた。
シリは今年9月にメジャー初出場を果たしたばかり。そんな新星が先発出場のチャンスで見せた熱いプレーが、MLBファンの心をつかんだようだ。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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